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2009年11月

2009年11月29日 (日)

UC BerkeleyとDepartment of Molecular & Cell Biology

カリフォルニア大学バークレー校(UC Berkeley:UCB)はその名の通りカリフォルニアのバークレーにある訳ですが、位置的にはサンフランシスコから2、30分程度の所にあります。
カリフォルニア大学はバークレーだけではなく、サンディエゴ(UCSD)、ロサンゼルス(UCLA)、サンフランシスコ(UCSF)、デービス(UC Davis)などなど全部で10校あるのですが、バークレーは旗艦校ということになってます。
UCSF以外はどこも総合大学で、どこも高いレベルの研究機関として有名です。

そんなカリフォルニア大学(群)ですが、最近では年々上がる授業料、カットされる予算により、学生、職員がストを起こしたりしています。行ってすぐの頃に大規模な学生、職員ストが行われ、最近も来年の授業料が33%上がるのが決定されたのを受け、バークレーでは学生が校舎の一部を占拠して警察とにらみ合い逮捕者が出るということも起きています。

Department of Molecular & Cell Biology(MCB)ですが、Biology系の建物はキャンパスの中心部から少し外れたところに存在するためか、その手の騒動とはほとんど無関係に実験しています。中心部から外れると言っても、BART(地下鉄)やバスからはむしろ近いので交通には便利なのですが。
もちろんMCB全体の研究レベルは高いです。2009年ノーベル賞のテロメアの研究はMCBで行われたものですし、それでなくても各研究室が毎年いい論文を発表しています。この辺り何が違うのかを実際に感じ取ることが留学の一つの目的であったりする訳ですが。

研究室はだいたいどこもラボヘッド、ポスドク、大学院学生、テクニシャンの構成の様です。大学院学生はMCB全体で一学年4、50人程度ですが研究室の数が明らかにそれ以上なので、研究室には多くて一学年二人、0人の年も当然あるという感じです。あと、大学院入って始めの年はローテーションと言って、三ヶ月程度ずつ三つ研究室を回ってその後所属する研究室を決めるというシステムなので大学院一年生は入れ替わりラボにくる形になります(当然来ないこともある)。
こちらに来て二ヶ月で驚いたことの一つがこの大学院学生が優秀なことです。先日始めのローテーションが終わるので三ヶ月の結果をセミナーで発表したのですが、内容、プレゼンが日本のM1と比較してしまうと段違いに上でした。もともと修士課程というのが存在せずにPhDを取るために来ているので、そのあたりの意識の違いでしょうか。

MCBに日本から留学しているポスドク、学生はまだ見かけないです。少なくてもポスドクは数人いるみたいですが。バークレー全体としてはロースクールやMBAのコースに毎年何名か留学しているようで、そちらの方々がまとめられているバークレー生活セットアップマニュアルにはお世話になりました。
UCSFの方々が中心となって行われているJapanese SF Bay Erea Seminarやシリコンバレーでバイオベンチャーに関わる方々が始められたJapan Bio Communityなどのcommunityもあって、SFやシリコンバレーで(時にはバークレーで)日本人による研究セミナーやバイオベンチャーセミナーが行われている様です。まだこちらに来てからバークレーで開催されていないので参加したことがないのです。

初めまして

2009年の10月よりUC BerkeleyのDepartment of Molecular & Cell Biologyにポスドクとして留学しています。
こちらに来て二ヶ月。少し落ち着いてきたので、アメリカでの研究者の一人暮らしについてやアメリカの研究事情やUCBの様子について書いていければと思っています。

ごく簡単な経歴は

博士取得後、国内で一カ所ポスドク→海外へ

という感じです。
いつまで続くかわかりませんがよろしくお願いします。

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